Climate Techの資金調達に対する注目が高まっている中でPwC、シリコンバレー銀行、Climate Tech VC等、様々な企業やメディアがレポートを作成、公開しています。今回は教育・医療・気候変動などのインパクトエコノミーに関するインテリジェンスサービスを提供するHolonIQによる、最新のClimate Tech系スタートアップの資金調達トレンドをまとめたレポートをご紹介します。

全体像を理解するのが難しいと感じるClimate Tech のエコシステムをより深く理解する上で参考になりそうな情報が数多く掲載されてます。

今回のレポートは2022年上半期、2022年6月30日時点の情報を取りまとめた内容となっていて、968件以上のディールを通じ、268億ドルのベンチャー投資が行われたことを示しています。

世界には47社のClimate Tech系ユニコーンが存在し、過去10年間に総額460億ドル以上の資金が調達され、その総価値は現在1310億ドル以上と報じられてます。

2022年上半期の投資分野ごとの比較をまとめた以下の図からは、ソーラー、バッテリー、データ、EV分野への投資の存在感が大きいことが伺えます。

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ボッシュ、スタンフォード大学、Terra.do、On Deck Climate Tech — 最近は気候変動・脱炭素分野の人材育成についての話題を目にすることが多く、印象的な記事の概要と感じたことを以下いくつかご紹介させていただきます。 ▶「グリーン人材」を誰がどこで育成するか問題 経済産業省が今年の5月に公開した「未来人材ビジョン」という100ページを超えるレポートが先週SNS上で話題になっていました。概要は以下の記事[6/30/2022 プレジデント]にまとめられてますが、個人的に印象深かったのは7ページと40ページに記載されていた「脱炭素化による雇用創出と喪失効果」と、「企業は人に投資せず、個人も学ばない。」と題されたデータです。 日本人の「勤め先に期待しない割合」は世界最悪...経産省が「これはヤバい」と顔面蒼白になった衝撃データ 渾身の提言「未来人材ビジョン」が訴えること 「日本企業の部長の年収は、タイよりも低い」。そんな刺激的な文句の並んだレポートが、今年5月、経済産業省のサイトに掲示された。省内に設置された「未来人材会議」がまとめたもので、結語では「旧来の日本型雇用システムからの転換」を求めている。壮大な…president.jp

「グリーン人材」を誰がどこで育成するか問題 ~ 広がる大学、企業、オンライン講座の試み~Climate Curation #15
「グリーン人材」を誰がどこで育成するか問題 ~ 広がる大学、企業、オンライン講座の試み~Climate Curation #15

ボッシュ、スタンフォード大学、Terra.do、On Deck Climate Tech

最近は気候変動・脱炭素分野の人材育成についての話題を目にすることが多く、印象的な記事の概要と感じたことを以下いくつかご紹介させていただきます。

▶「グリーン人材」を誰がどこで育成するか問題

経済産業省が今年の5月に公開した「未来人材ビジョン」という100ページを超えるレポートが先週SNS上で話題になっていました。概要は以下の記事[6/30/2022 プレジデント]にまとめられてますが、個人的に印象深かったのは7ページと40ページに記載されていた「脱炭素化による雇用創出と喪失効果」と、「企業は人に投資せず、個人も学ばない。」と題されたデータです。

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コンサルティング大手のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)が6月下旬に『2021年版気候テックの現状〜脱炭素ブレイクスルーの拡大に向けて』と題したレポートを公開しました。概要を簡単にまとめたnote/日経COMEMOでの記事を書いてみました。 書いた直後に4月下旬に米国シリコンバレー銀行が作成した「The Future of Climate Tech」というタイトルのレポートが公開されていることに気づいたこともあり、併せてご紹介したいと思います。 Climate Techは日本語では「気候テック」「クライメートテック」等呼び方も定着してない状態ではありますが、米国、欧州を中心に新しい重点投資領域としてのリサーチ、投資、起業のペースが少しずつ上がっていると感じます(インフレ、ハイテク新興企業の不況が指摘されている最中においてすら)。こうした際、数字、データが曖昧なまま感覚的に「どうやらクライメートテックが流行っているらしい」という議論にならないよう、今後こちらのブログ(www.SocialCompany.org)では定点観測的にデータ、レポート、注目記事等を綴っていきたいと思います。私自身もまだまだ咀嚼しきれてない状況ではありますが、少しずつ全体像を把握して、体系的な知見を得る情報を整理していくことができればと思ってます。

The Future of Climate Tech〜各種レポートから伺うクライメートテックの定点観測
The Future of Climate Tech〜各種レポートから伺うクライメートテックの定点観測

コンサルティング大手のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)が6月下旬に『2021年版気候テックの現状〜脱炭素ブレイクスルーの拡大に向けて』と題したレポートを公開しました。概要を簡単にまとめたnote/日経COMEMOでの記事を書いてみました。

書いた直後に4月下旬に米国シリコンバレー銀行が作成した「The Future of Climate Tech」というタイトルのレポートが公開されていることに気づいたこともあり、併せてご紹介したいと思います。

Climate Techは日本語では「気候テック」「クライメートテック」等呼び方も定着してない状態ではありますが、米国、欧州を中心に新しい重点投資領域としてのリサーチ、投資、起業のペースが少しずつ上がっていると感じます(インフレ、ハイテク新興企業の不況が指摘されている最中においてすら)。こうした際、数字、データが曖昧なまま感覚的に「どうやらクライメートテックが流行っているらしい」という議論にならないよう、今後こちらのブログ(www.SocialCompany.org)では定点観測的にデータ、レポート、注目記事等を綴っていきたいと思います。私自身もまだまだ咀嚼しきれてない状況ではありますが、少しずつ全体像を把握して、体系的な知見を得る情報を整理していくことができればと思ってます。

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Climate Curation : https://socialcompany.substack.com/

Climate Curation」というタイトルで4月1日からニュースレターを新しく始めることにしました。2021年中旬頃から自然災害が世界中で起きていること、メディアでの気候変動、脱炭素等に関する報道が急速に増える様子を見ながら、これはとても大きなことが起きているのではないか、という思いが強くなったことがきっかけです。

私の今までの関心領域(海外のメディアトレンド、Social Good等)を知っていただいていた方の中には、期待していた内容と異なると感じる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、自分の中では延長線上にあるテーマで、今まで以上にメディア視点、海外の動向・トレンド調査の視点を活かして、みなさんにとってお役に立つ情報を発信できたらと思ってます。よろしければどうぞお付き合いいただけたら幸いです。

いざ「気候変動」・「脱炭素」と言われても、言葉を目にする機会は増えたと感じながらも、あまりに広範囲だったり、専門用語が多かったり、また、スケールが大きく、全体像を描きにくいと感じる人も多いのではないでしょうか?

私自身も約半年前から興味を持ち始め、ニュース報道や書籍を読んだりしながら気にはかけているものの、その複雑さに日々圧倒されることも少なくありません。

例えば気候科学、金融、政治、地政学、ビジネス、エネルギー、テクノロジー、メディア、個人の生活スタイル、アクティビズム等、様々な分野の知識や知見が求められることも多く、知の「総合格闘技」とすら感じます。そこに国、地域ごとの異なる状況を踏まえると、ほんとうに頭がくらくらしそうになります。

とはいえ、知れば知るほど、世界中で様々な問題があることを知り、あらゆる地域、分野で新しいイノベーションが生まれていて、その重要性、面白さ、可能性が溢れているテーマであるとも感じています。

こうしたリサーチをする中で感じるのが、気候変動問題がグローバルなテーマであることから、世の中で起きている事象、ニュースがグローバルであり、主に英語での情報源が圧倒的に多く、言語の壁があることでタイムリーに国内にそうした重要が十分に届けられてないのではないか、という問題意識を持つに至りました。

そんな背景、視点から、今後このニュースレターでは、当面週に1回(金曜日)に、その週に話題になった国内外のニュースをいくつかピックアップして、箇条書きスタイルでその概要をお伝えできたら、と考えています。ただでさえ専門用語や難しい技術に関する内容であったり、遠い国の出来事で自分ごとになりにくいテーマゆえ、できる限り「自分ごと化」しやすいトピック、切り口でご紹介できたらと考えています。

これまでになんとか3回配信してみました。ニュースレターの構成、分量、切り口などは今後少しずつ工夫・改善をして変化をしていく予定です(フィードバック、感想、ご意見も歓迎です🙇‍♂️🙂)。基本的には1週間を振り返り、それまでにTwitterLinkedin、ブログ(note& Medium)に書いたことをまとめる形で配信できたら、と考えています。よろしければぜひお付き合いください。こちらから登録いただけます。
Mediumのニュースレター機能は今ひとつ使い方を理解できてないのでよろしければ今までにMedium経由で登録頂いた方も新たにSubstackでご登録いただければ幸いです。お手数おかけしますがよろしくお願いします☺

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GX = グリーン・トランスフォーメーション

経済産業省が4月1日に「440社の「GXリーグ賛同企業」と共に、カーボンニュートラルに向けた社会変革と新たな市場創造の取組を進めます!~一緒につくろう、GXの未来~」と題したリリースを配信しました。

「GXリーグ」については以前から言葉としては聞いたことがあったものの詳しくは理解できていなかったのですが、リリース、解説動画、特設サイトをみたところ、とても大事な取り組みであると感じます。

今回、経済産業省が本年2月1日に公表した「GXリーグ基本構想」に対し、440社の企業からの賛同表明が3月31日までに集まったそうです。全賛同企業のCO2排出量を試算すると、総計で約3億2千万トンとなり、これは日本全体の排出量の約28%を占めるとのこと。2023年のGXリーグの本格稼働に向け、具体的な議論を進めていくとことが期待されているそうです。

GXリーグ特設サイト(https://gx-league.go.jp/) より

そもそも「GXリーグ」とは?について、リリースでは以下のように紹介されてます。

「GXリーグ基本構想」とは

2050年カーボンニュートラル実現と社会変革を見据えて、GX(グリーントランスフォーメーション)ヘの挑戦を行い、現在および未来社会における持続的な成長実現を目指す企業が同様の取組を行う企業群を官・学と共に協働する場

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市川裕康 | Hiroyasu Ichikawa

市川裕康 | Hiroyasu Ichikawa

市川裕康/ ichi /media consultant passionate with #climatechange | On Deck Climate Tech Fellow | #気候変動 #クライメートテック 関連調査・コンサルテイング https://bit.ly/climatecuration